各メーカー、一長一短です。
先日家電比較サイトでオーブンレンジのテストを行った。
検証項目は
・ 冷凍ごはんが一発で熱々になるか
・ 冷凍と冷蔵品を同時に熱々にできるか
・ 冷凍ハンバーグをどれだけおいしく焼き上げるか
などなど。
今回は比較的下位機種(2万円台)の担当だったが、
どの項目も及第点。
「これで十分じゃん」
というデキだった。
というのも我が家のレンジは冷凍ごはんを温めるのに3回はやり直す。
温度設定は70度なのに
1度目は10度くらい(冷たい)
2度目は40度くらい(生ぬるい)
3度目で70度くらい(熱々)
この作業に6〜7分費やす。
「もう〜、いやだ!」
でも、騙しだましで3年近く。
ついに3回に1回は、うんともすんとも言わなくなった。
そのたびに扉を開けてボタンを押しなおすのだ。
そいつの名は
ナショナル NE−JW2。
当時としては多分最上位機種で、7万円くらいしたと記憶している。
「赤外線センサーで2品同時に食べごろ温度!」
というのがウリだった。
購入したのは2000年頃だから12年前だ。
もうお役御免でもいいだろう。
ちょうど検証企画で主要メーカーのカタログを取り寄せ、
お客様相談室に電話しまくりで特徴をまとめていたのが役立った。
狙うは最上位から1つ下の機種。
理由はどのメーカーも最上位機種との差は、
・ かんたんレシピの数
・ 液晶画面
・ 付属皿の種類
といった直接料理の出来に関係ないものばかりで、
・ 内容量
・ オーブン温度
は同じだからだ。
それなのに値段は1〜2万円も違う。
また、今回家電量販店に買いに行った際に、
接客してくれたおばちゃんは、某メーカーの実演販売担当だった。
料理の腕は確かなようで非常に参考になる意見をくれた。
以下はそのまとめである。
●日立
メリット
・ 事前に容器(皿)の重さを登録することで食品の正確な量を計測し、調理するのでおいしい
・ 重量センサーで温めるので、オーブン使用後に冷めるのを待つことなく、レンジが使用できる
・ 下部の皿が取り外し可能なので洗える
(最新式に回転皿はない)
デメリット
・ 容器の登録が面倒
・ 2品温め時、冷凍は「左」、冷蔵は「右」と決まっている
・ 飲み物と食べ物を同時に温めできない
総評
おいしい料理を作るためなら容器の登録が面倒でない人向け
●パナソニック
メリット
・ 時短料理の種類が多い
デメリット
・ 天井のヒーターがむき出しなので掃除が面倒
総評
「かんたん料理」を重視する人向け
●シャープ
メリット
独自の「ウォーターヒート技術」で
・ 素材の旨みを引き出す
・ 素材の栄養素を壊さない
デメリット
・ 時間がかかる(冷凍ごはん温めで約10分)
*通常のレンジ機能もあり
総評
時間をかけてでもおいしく、ヘルシーな料理が作りたい人向け
●東芝
メリット
・ 業界最高のオーブン温度350度。お菓子作りに最適
デメリット
・ドーム型はカッコ悪い
総評
お菓子やパン作りが好きな人向け
で、我が家はどれを選んだかというと……
東芝ER−JD410A
です。
↓ ↓ ↓
なんでもフランスパンを焼くには最低250度は必要らしい。
他メーカーの最高温度は250〜300度だか、
最初の5分だけでその後は210〜230度に下がる。
同機種は最初5分間350度で、その後も250度をキープ。
ふっくらフワフワのケーキやパンが焼きあがる。
これから12年はがんばってもらいたい。
*ちなみにお値段はヤマダで5万円(ポイント2%&5年保証付き)。
またもやアマゾン・価格.comより安くなった。
本当は5年保証いらなかったけど、値下げの条件でついて来た……。
カッコよくなってる上に安くなってる……。
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