●スポンサードリンク●

2012年10月26日

一眼を凌ぐ描写力! 高級コンデジLX5買っちゃいました。

葉っぱも花も手で触れそう

デジカメはコンデジの画質より一眼の方が当然いいと思っていた。
だって背景は簡単にボケるし、

EOS X2にて撮影↓
ガーベラ.jpg

同じものを撮り比べると、
空気の透明感が違う。
一眼の画像を見てから、
コンデジのを見ると
都会の排気ガス充満地域で撮ったようだ。
全体的に白くモヤっとしている。

さらに一眼のレンズを単焦点に換えるとこの差は増す。
(私のは9800円の単焦点だけど購入した当時はその描写力に腰が抜けた)

Canon EFレンズ EF50mm F1.8 II 単焦点レンズ 標準

Canon EFレンズ EF50mm F1.8 II 単焦点レンズ 標準

  • 出版社/メーカー: キヤノン
  • メディア: エレクトロニクス

コンデジ=排気ガス地域の空気
     ↓
一眼キットレンズ=のこぎり山(330m)の頂上の空気
     ↓
一眼単焦点レンズ=筑波山(877m)の頂上の空気
となる。分かりづらいかな??。
要するに単焦点レンズで撮った画像は、
早朝の洗いたての空気のようなのだ。

ところがこの固定観念が一変する出来事があった。
昨年ある家電サイトでコンデジの一斉テストを行ったのだ。
各メーカーのコンデジの下位・中位・上位それぞれ一機種をテストした。

そこで出会ってしまったのがパナソニックDMC-LX5。

*これは新型のLX7↓

テスト項目は、
太陽光の下の画質

暗い室内でそこまでISO感度を上げられるか。

LX5はそこで圧倒的な存在感を見せつけた。
葉っぱは生き生きで立体感ありありだし、
LX5-2新2.jpg

ISO感度は6400でも暗闇の文字が読めるし。


(他の機種は800が限度。それ以上は粒々のノイズが目立ち、
黄色いシミがところどころにできる)

あまりの違いにびっくり仰天してしまった。
そこで嫌な予感が[がく〜(落胆した顔)]

「まさか我がEOS X2より良いのでは!?」

X2は一眼で購入時8万円くらい。
一方LX5はコンデジで当時4万円くらい。
X2が負けるはずがない、と家の前の木立を撮り比べてみた。

X2はコレ↓
キャノン4-2.jpg

LX5はコレ↓
パナ4-2.jpg

画像が小さくて差がないように見えるかな?
でも大きな画像でアップする方法知りません。
すいません。

とにかくLX5の方が葉っぱが艶々でリアルなのだ。
それに影になった部分も濃淡がキレイに描写されている。

がっかり。

さらに追い打ちをかけるようにLX5はその小さなサイズも魅力だった。
最近始めた登山では必ずX2を携行する。
その際首から掛けて歩くと、
胸部に「ガコン。ガコン」と等間隔でぶつかる。
しばらくこの衝撃が続くと、まるで催眠術をかけられているようで気持ちが悪くなる。
だからといって、リュックにしまい撮影のたびに出すのも面倒だし、
一瞬のシャッターチャンスを逃がすことにもつながる。

登山1.jpg


だからポケットにすっぽりサイズで高画質なLX5は登山にもってこいなのだ。
ミラーレスでは大きすぎる。

その後X2はオートフォーカスが壊れてしまい、よけい
「けっ、こんなモノ!」
と評価急降下となってしまった。

それ以降約一年。
「LX5が欲じいぃ[ふらふら]
という気持ちがあるものの嫁には言い出せず、
「いやいや、花火撮るのにバルブ撮影必要じゃん」
「そうだホタルを写すときだって使うじゃん!」
と自分に言い聞かせてきた。
もうバルブ機能以外X2に魅力を感じていないのだが、
そんなことは全然気づかないようにしていたのだ。
*バルブ撮影とは?↓
http://www.dejikame.net/z0588.html

そんな自分を欺きつづけてきたある日、
友人がソニーの高級コンデジRX100を買った。

SONY Cyber-shot RX100 2020万/光学x3.6/ブラック

SONY Cyber-shot RX100 2020万/光学x3.6/ブラック

  • 出版社/メーカー: ソニー
  • メディア: エレクトロニクス


触ると本当に小さい。
しかも画像はややあっさりした色彩だが、きわめて精細。
ちょうど同じころLX5の後継機LX7が発表になった。

「LX5の中古が一気に出てくるはずだ[グッド(上向き矢印)][るんるん]

火が点いてしまった[爆弾]

もうこの欲しい欲しい病は止められない。
ヤフオクで入札しまくること一カ月。
ついに手に入れましたLX5[わーい(嬉しい顔)]
価格は長期保証を2年残して2万円ちょっと。

早速、再度X2と撮り比べてみた。

X2
キャノン1-2.jpg

LX5
パナ1-2.jpg

両方とも「オート」で撮影。
一見X2の方が明るくてキレイに撮れているように見えるかもしれないが、
全体的に白すぎ。露出オーバーだ。
一方でLX5は濃い色と明るい色の差がはっきりしていてメリハリがある。
そして中央部花の下の白い綿上になった部分の描写がリアル。
繊維質の質感が正確に表現できている。

「良いカメラになるほど空気が澄んで写る」と書いた先の例を使うなら、
X2の単焦点が筑波山(877m)の空気で、
LX5は霧ヶ峰(1925m)だ。

霧ヶ峰.jpg

「撮像素子の小さいLX5では"ボケ"が足りないのでは?」

と心配したが十分。
X2のキットレンズと同等だった。

もっと違いが分かりやすいのがこちら。
X2
Pキャノン2-2.jpg

LX5
Pana iA2.jpg

X2は単焦点レンズを使用。
さずがに背後のボケっぷりはLX5を凌ぐ。
しかし全体的に白っぽい露出オーバーの傾向は相変わらず。
LX5の方は後ろの緑が鮮やかすぎるが、
花の色はこちらの方が現物に近い。

何よりの違いは花びらの質感。
薄い花びらの凹凸をLX5の方はみごとに描写している。
画面いっぱいにして見ると、
スクリーンの奥に本物の花が咲いているようだ。

ちなみにX2で一段階露出を下げるとこうなる。
Pオートキャノン2.jpg

単純に暗くなる。

X2は高級なレンズに換えれば飛躍的に画質が上がるはず。
しかしそこまでマニアではないし仕事でも使わない。

それよりLX5のコンパクトさが魅力。
毎日犬だの、草だの、壁だの、地面だの撮りまくってます。

久しぶりに大満足の買い物をしました。

★最新! コンデジ売れ筋ランキングはココをクリック!★
タグ:デジカメ
posted by zenta at 12:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | デジカメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
●スポンサードリンク●

効果的な通貨ペア