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2014年05月26日

電動歯ブラシ比較 1000円台から2万円まで。圧倒的違いに驚き!

トップはダントツでフィリップス!

電動歯ブラシを使い始めて、もう9年になる。
きっかけは忙しい出社前に、
歯磨きの時間を少しでも短縮したかったからだ。

最初はオムロンの一番安い機種を買った。


本体価格2000円台と安いし、
替えブラシは1本200円くらいと、これまた安いし、
それまで3分かけていた歯磨きが2分に短縮したし、
磨き残し減ったし、
で大満足。

その後、雑誌『家電批評』などで2万円クラスをはじめ、
色々なモデルを試す機会があったが、


大きな差を感じず、廉価クラスで十分だと思っていた。

2年前に買い替えた時も替えブラシの価格を重視。
だからパナソニックから選んだ。
その経緯はこちら↓
http://kaden.iehikaku.com/article/370114028.html

そんな過去の私を現在の私は、


「スーパーあんぽんたん!パンチ

と呼びたい。
なぜなら数日前まで我が家はこの状態だったからだ↓。

P1050189.JPG

電気シェーバー同様にアマゾンさんの企画で、
1000円台のエントリーモデルから2万円近いハイエンドモデルまで、
全7機種を1週間以上かけて検証した。
(アマゾンさんの企画だと、ほかの雑誌のようにメーカーから「早く返せ!」とは言われない。さすがだ)

検証した機種は以下になる。

●エントリーモデル

ポケットドルツ EW-DS16-W(パナソニック)


オーラルB プラックコントロールDB4510NE(ブラウン)



●ミドルレンジモデル

ドルツ EW-DE42-S(パナソニック)



ソニッケアーヘルシーホワイト HX6701/05(フィリップス)


オーラルBイージートライ3000 (ブラウン)


●ハイエンドモデル

ソニッケアーダイヤモンドクリーン HX9303/04(フィリップス)


オーラルBプラチナ・ブラック7000(ブラウン)


これだけの数の電動歯ブラシを横並びで試すと、
さすがにその違いがはっきり・くっきり分かった。

電動歯ブラシは

メーカーによって特徴がぜんぜん違う

のだ。

ちなみに電気シェーバーは、
メーカーよりも価格帯による差が大きい。

低価格帯⇒深剃りできず、肌にもやさしくない
中価格帯⇒深剃りできるが、肌にやさしくない、またはメンテナンスが面倒
高価格帯⇒深剃り・肌へのやさしさ・メンテナンスのしやすさ、どれも申し分ない

という感じ。

しかし、電動歯ブラシは、同じメーカー同士なら4000円でも1万5000円でもそれほど磨き性能に差はない。
価格差の理由は、
・「ソフト」「ハード」など磨きモードの数
・タイマーの有無(15秒ごとにブザーが鳴って、トータル2分で完了するように導いてくれる)
・付属ブラシの数
など機能面で本来の歯がキレイに磨けるかどうかの基本性能にはあまり関係ないのだ。

ところがメーカー間の違いは大きい。
おもな違いは以下のようになる。

パナソニック
とにかく感触がソフト。歯茎にやさしい。一方で激しく振動しないので手を動かす必要がある。あくまで手磨きの補助的に使う。ブラシが小さめなので奥歯の奥までよく磨ける。

ブラウン
パナと正反対。回転式のブラシが激しく動き、ゴリゴリ磨く。手磨きのように手を動かす必要なし。だがブラシが大きめなので奥歯の奥は磨きにくい。歯茎弱めの筆者は結構出血。

フィリップス
パナのように微細な振動幅だが、パワーは明らかにこちらの方が上。手を歯の上でスライドしていくだけで勝手に磨きあげてくれる。しかもブラシの大きさ・形状が適切で奥歯の奥までよく磨ける。さらに歯茎にやさしい。
(それぞれをクルマに例えると、
パナソニック⇒最高速度150kmの国産小型車。小回りが利き、問題なく乗れるが物足りない
ブラウン⇒最高速度230kmのアメ車。そんなに速くなくていいし、荒っぽすぎ
フィリップス⇒最高速度200kmのドイツ車。若干オーバースペックだが、乗りこなすと最高に気持ちいい
といった感じ)

このように、磨き感、歯茎へのやさしさともにフィリップスがダントツの性能だった。
ネックは替えブラシの値段。1本1000円前後する。
寿命は3カ月だから一月あたり300円。
廉価なパナは1本200円前後だから一月あたり70円。
こちらもかなりの差なので悩みどころだ。



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posted by zenta at 09:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | 電動歯ブラシ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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