ランニングコストに大きな差が!
先日、我が家に突然黒い箱が届いた。
?????
アマゾン?
楽天?
何を注文したか、
まったく覚えていない。
恐る恐る中身を確認すると・・・・・・。
何を注文したか、
まったく覚えていない。
恐る恐る中身を確認すると・・・・・・。
ブラウンの電気シェーバー「シリーズ9 9090t」ではないか。
シリーズ9は、ブラウンが約8年ぶりに投入したフラッグシップモデル。
「肌への優しさ」と「深剃り」を両立させるため、
網刃と網刃の間にデュアル連動刃を搭載。
「くせヒゲキャッチ刃」があらゆるくせヒゲをとらえてカット、
「極薄リフトアップ刃」が寝たヒゲを持ち上げてカットする。
ちなみに9090tの上に9095tという機種があるが、
これは本体ケースが本革仕様になり、
お風呂剃りのために充電のみで稼働し、交流での使用ができなくなっているもの。
とはいえ、現在の水洗いOKの電気シェーバーは、
ほとんどお風呂剃りが可能だ。
これは9090ccも含む。メーカーに確認したので間違いない。
そういえばある媒体から
シリーズ9は、ブラウンが約8年ぶりに投入したフラッグシップモデル。
「肌への優しさ」と「深剃り」を両立させるため、
網刃と網刃の間にデュアル連動刃を搭載。
「くせヒゲキャッチ刃」があらゆるくせヒゲをとらえてカット、
「極薄リフトアップ刃」が寝たヒゲを持ち上げてカットする。
ちなみに9090tの上に9095tという機種があるが、
これは本体ケースが本革仕様になり、
お風呂剃りのために充電のみで稼働し、交流での使用ができなくなっているもの。
とはいえ、現在の水洗いOKの電気シェーバーは、
ほとんどお風呂剃りが可能だ。
これは9090ccも含む。メーカーに確認したので間違いない。
そういえばある媒体から
「前太さん、新型の電気シェ―バーを送るからぜひ使ってみてください」
というメールが来ていた。
というメールが来ていた。
早速、我が愛機パナソニック「ラムダッシュ LV-72」と剃り比べをすることにした。
そのときのシリーズ7の感想は、
「たしかに肌に優しく、深剃りも合格点だが、
早剃りは苦手」
というもの。
「たしかに肌に優しく、深剃りも合格点だが、
早剃りは苦手」
というもの。
当時の「深剃り」「早剃り」「肌への優しさ」のトータルバランスでは、
日立の「ジーソード LTX7D」が微妙な差でトップだった。
日立の「ジーソード LTX7D」が微妙な差でトップだった。
そこで今回は、
そのときの記憶も加味して比較を行いたい。
また、現行機種であるラムダッシュLV-76と前機種LV-94の違いは、
充電残量の表示方法と後者のヘッドの前後の動きが10%広くなったこと。
日立の現行機種であるジーソード LTX8とLTX7Dの違いは、
前者のヘッドの方が水洗いしやすい形状になったこと。
つまり両方とも剃り味に決定的な差はない。
そこで最終的にはブラウン9090t、ラムダッシュLV-72 に加え、
ラムダッシュLV-76とジーソードLTX8の剃り味も予想して比較することにした。
まず、9090tとLV-72の形状を比べてみる。
9090tの方が大きいが、
持ってみると重さの差はほとんど感じない。
質量は9090tが210gに対しLV-72 は195gだが、
後者はヘッド部分が重いので、全体のバランスとして同じくらいに思えるようだ。
ヘッドの大きさは、やはり5枚刃のLV-72の方が大きい。
左が9090t、右がLV-72
そういっても9090tも4枚刃となったので、
シリーズ7よりは明らかに大きくなった。
さて、肝心の剃り味は??
今回も顔半分を1分30秒ずつ剃って、
以下の4項目を検証する。
1.深剃り
2.剃り残し
3.早剃り
4.肌への優しさ
ちなみに筆者のヒゲは、
平均よりも若干濃い。
朝に剃っても夕方に大事な人と会うなら、
また剃りたくなるくらいだ。
1.深剃り
ラムダッシュ LV-72
アゴや鼻の下に若干「ジョリ、ジョリ」が残った。
とはいえ、網刃を1年間交換していないので、
その影響も大きいはず。
シリーズ9 9090t
アゴや鼻の下もツルツル。
文句なし。
しかし、これはラムダッシュLV-94と同レベル。
ラムダッシュはLV-94の代から「ヒゲセンサー」搭載。
同時にモーターのパワーがアップし、明らかに深剃り性能が上がった。
2.剃り残し
ラムダッシュ LV-72
アゴとエラの下につぶつぶが残った。
詳細は下の画像で確認してほしい。
シリーズ9 9090cc
柔軟に上下する網刃が肌に密着。
まんべんなく剃ることができた。
剃り残しナシの性能は、
ラムダッシュやジーソードより上。
トップです。
証拠はこちら↓
左半分はLV-72で、右半分は9090ccで剃った。
左側のアゴとエラの下につぶつぶが残っている。
3.早剃り
ラムダッシュ LV-72
約1分15秒で顔半分を剃ってしまった。
当然自分のモノなので使い慣れているという理由は大きい。
しかし、それを差し引いても5枚刃という広い面積の網刃の効果があることは間違いない。
シリーズ9 9090t
ちょうど1分30秒くらいで顔半分を剃りあげた。
前機種の7シリーズは、ゆっくり剃ることで深剃りを実現していたが、
同機は急いで剃っても深剃り。
進化している。
4.肌へのやさしさ
前提として筆者の肌の強さは普通だと思う。
ラムダッシュクラスの高性能シェーバーなら、
出血することはないし、肌が赤くなることもない。
ただし、アフターシェーブローションを塗らないと、
10分後にヒリヒリする。
ラムダッシュ LV-72
そういっても9090tも4枚刃となったので、
シリーズ7よりは明らかに大きくなった。
さて、肝心の剃り味は??
今回も顔半分を1分30秒ずつ剃って、
以下の4項目を検証する。
1.深剃り
2.剃り残し
3.早剃り
4.肌への優しさ
ちなみに筆者のヒゲは、
平均よりも若干濃い。
朝に剃っても夕方に大事な人と会うなら、
また剃りたくなるくらいだ。
1.深剃り
ラムダッシュ LV-72
アゴや鼻の下に若干「ジョリ、ジョリ」が残った。
とはいえ、網刃を1年間交換していないので、
その影響も大きいはず。
シリーズ9 9090t
アゴや鼻の下もツルツル。
文句なし。
しかし、これはラムダッシュLV-94と同レベル。
ラムダッシュはLV-94の代から「ヒゲセンサー」搭載。
同時にモーターのパワーがアップし、明らかに深剃り性能が上がった。
2.剃り残し
ラムダッシュ LV-72
アゴとエラの下につぶつぶが残った。
詳細は下の画像で確認してほしい。
シリーズ9 9090cc
柔軟に上下する網刃が肌に密着。
まんべんなく剃ることができた。
剃り残しナシの性能は、
ラムダッシュやジーソードより上。
トップです。
証拠はこちら↓
左半分はLV-72で、右半分は9090ccで剃った。
左側のアゴとエラの下につぶつぶが残っている。
3.早剃り
ラムダッシュ LV-72
約1分15秒で顔半分を剃ってしまった。
当然自分のモノなので使い慣れているという理由は大きい。
しかし、それを差し引いても5枚刃という広い面積の網刃の効果があることは間違いない。
シリーズ9 9090t
ちょうど1分30秒くらいで顔半分を剃りあげた。
前機種の7シリーズは、ゆっくり剃ることで深剃りを実現していたが、
同機は急いで剃っても深剃り。
進化している。
4.肌へのやさしさ
前提として筆者の肌の強さは普通だと思う。
ラムダッシュクラスの高性能シェーバーなら、
出血することはないし、肌が赤くなることもない。
ただし、アフターシェーブローションを塗らないと、
10分後にヒリヒリする。
ラムダッシュ LV-72
10分後に鼻の下が少しヒリヒリしだした。
シリーズ9 9090cc
10分経ってもヒリヒリすることはなかった。
しかし、カサカサ感はあるので、
ローションは塗りたくなる。
肌へのやさしさも9090tの勝ち。
これは前述のように網刃が柔軟に上下し、
やさしく肌に密着するからだろう。
ラムダッシュの網刃も上下するが、
その範囲はシリーズ9にはかなわない。
シリーズ9の網刃は、独立して柔軟に上下する。
ラムダッシュの網刃も上下するが、この通りシリーズ9にはかなわない。
以上のように、
「早剃り」以外の性能は9090tの勝ち。
家電ライターとしてずっと、
「電気シェーバーを選ぶならラムダッシュで間違いなし」
と言ってきたが、
ついにブラウンが追い抜いた。
ところが1点惜しいところがある。
ランニングコストだ。
筆者は剃り味を長期間維持するために、
自動洗浄装置付きの機種をオススメしている。
なかでもイチオシは装置付きの中で1番廉価なヤツだ。
なぜなら最上位機種と比べ、
充電残量の表示方法などが違うだけで、
剃り味を左右するヘッド部分はまったく同じだから。
この自動洗浄装置は定期的に洗浄剤を入れ換える必要がある。
ラムダッシュとシリーズ9では、この価格に大きな差があるのだ。
シリーズ9 9090cc
10分経ってもヒリヒリすることはなかった。
しかし、カサカサ感はあるので、
ローションは塗りたくなる。
肌へのやさしさも9090tの勝ち。
これは前述のように網刃が柔軟に上下し、
やさしく肌に密着するからだろう。
ラムダッシュの網刃も上下するが、
その範囲はシリーズ9にはかなわない。
シリーズ9の網刃は、独立して柔軟に上下する。
ラムダッシュの網刃も上下するが、この通りシリーズ9にはかなわない。
以上のように、
「早剃り」以外の性能は9090tの勝ち。
家電ライターとしてずっと、
「電気シェーバーを選ぶならラムダッシュで間違いなし」
と言ってきたが、
ついにブラウンが追い抜いた。
ところが1点惜しいところがある。
ランニングコストだ。
筆者は剃り味を長期間維持するために、
自動洗浄装置付きの機種をオススメしている。
なかでもイチオシは装置付きの中で1番廉価なヤツだ。
なぜなら最上位機種と比べ、
充電残量の表示方法などが違うだけで、
剃り味を左右するヘッド部分はまったく同じだから。
この自動洗浄装置は定期的に洗浄剤を入れ換える必要がある。
ラムダッシュとシリーズ9では、この価格に大きな差があるのだ。
また、同じように定期的に交換する外刃(網刃)と内刃のコストも無視できない。
そこでアマゾン価格で6年間のランニングコストも算出してみた。
ラムダッシュ LV-72
4万1088円
シリーズ9 9090t
7万5400円
差額3万4312円
年間約5700円の差だ。
しかも本体価格もずいぶん違う。
現行型のラムダッシュ LV-76は約2万5800円
シリーズ9 9090tは約3万4800円
同性能の廉価版9050tでも3万1600円
では、いったいどれが2015年で最強のシェーバーなのか?
一覧表にまとめたのがこちらだ↓
そこでアマゾン価格で6年間のランニングコストも算出してみた。
ラムダッシュ LV-72
4万1088円
シリーズ9 9090t
7万5400円
差額3万4312円
年間約5700円の差だ。
しかも本体価格もずいぶん違う。
現行型のラムダッシュ LV-76は約2万5800円
シリーズ9 9090tは約3万4800円
同性能の廉価版9050tでも3万1600円
では、いったいどれが2015年で最強のシェーバーなのか?
一覧表にまとめたのがこちらだ↓
(日立のLTX8には「D」が付かなかった。訂正します)
たしかにシリーズ9の性能は高い。
特に柔軟に上下する網刃による、
「剃り残しナシ」と「肌へのやさしさ」性能はトップといえる。
しかし、その差はライバル機に対して圧倒的ではない。
多くの人にとっては、筆者のように並べて比べないと分からないレベルだろう。
また、ヒゲの濃い筆者が個人的にこだわりたい「深剃り」に関しては、
日立のジーソードの方が一歩上だ。
そんな混戦模様の中で、
シリーズ9の本体価格とランニングコストはかなり痛い。
そんなわけでトータルバランスで2015年最強電気シェーバーは、
ラムダッシュLV-76
としたい。
特に柔軟に上下する網刃による、
「剃り残しナシ」と「肌へのやさしさ」性能はトップといえる。
しかし、その差はライバル機に対して圧倒的ではない。
多くの人にとっては、筆者のように並べて比べないと分からないレベルだろう。
また、ヒゲの濃い筆者が個人的にこだわりたい「深剃り」に関しては、
日立のジーソードの方が一歩上だ。
そんな混戦模様の中で、
シリーズ9の本体価格とランニングコストはかなり痛い。
そんなわけでトータルバランスで2015年最強電気シェーバーは、
ラムダッシュLV-76
としたい。
とにかく「剃り残しナシ」と「肌へのやさしさ」にこだわるなら、
シリーズ9 9050tがオススメ。
ここで「あれ!? 日立のLTX8もLV-76と同じ96点なのにオススメしないの?」
と思ったでしょ?
でも同社には自動洗浄装置付きの機種がない。
だから筆者としては非常に残念ながらNG。
せっかく「深剃り」ではトップなのに本当に残念。
(本体価格が安いし、洗浄剤のコストがかからないので、
ランニングコストの得点は「19」としてしまった)
という訳で「洗浄、注油は毎日自分でやる。
とにかく、とにかく深剃り
にこだわりたい」
という人には日立ジーソード LTX8をオススメします。
ランニングコストの得点は「19」としてしまった)
という訳で「洗浄、注油は毎日自分でやる。
とにかく、とにかく深剃り
にこだわりたい」
という人には日立ジーソード LTX8をオススメします。
おわり。
タグ:電気シェーバー